北海道滝川高等学校東京同窓会ホームページ開設にあたり

涯手(はたて)を望め!
これはわが北海道滝川高等学校東京同窓会のホームページです。私たちは平成25(2013)年母校とその同窓会、東京滝川会の協力を得ながら、有志で幹事団をつくり東京に同窓会を立ち上げました。そうして第一回東京同窓会を初めて開いたのは平成25年7月13日(土)であります。場所は東京都千代田区内幸町の日本プレスセンタービル9階の会議場です。ここを選んだのは幹事団の世話役をつとめていた玉置和宏さんの事務所が同ビルにあり、日比谷図書館の真ん前で、交通も至便の地にあったからです。
何度も集まってこの新しい同窓会を立ち上げた幹事団にはいくつかの原則的な思いを共有しました。まず会費をできるだけ安くして参加しやすくする、会合は形式にとらわれずシンプルに全員参加で楽しく進めることです。
恐る恐る始めた第一回の東京同窓会は予想以上の反響で多くの参加者で会場は窮屈なほどでした。参加したある校友は数十年ぶりにここで歌った校歌は忘れられないと意見を寄せられました。世話役もみんなそう思いつつ、校歌「目をあげて!涯手〈はたて〉を望め」を唱和しました。この時ほどこれまでの苦労が報いられたと感じたことはないと幹事は異口同音に漏らしています。第二回は同じ場所で7月12日(土)に盛大に開催されました。ここに最初からの世話役の中心だった瀬戸川信子さん(9期)が立ち上げの契機とそのいきさつなどを紹介します。
みんな滝高生の顔に戻った!
昨年に続き第二回「滝川高校東京同窓会」が7月12日(土)に73人の参加をいただき、日比谷のプレスセンタービルの10階ホールで開催されました。今回は1期の大先輩から36期の若い方までの参加。皆様方年代こそ違っても、同じ学舎で勉学にいそしみ同じ校歌を歌いつなぎました。真夏の暑い日、凍てつく雪の道を踏みしめ通ったあの日。卒業し歳月が経とうとも、懐かしく大切な思い出として心に残っているのではないでしょうか。
かつて幾人かの先輩から東京にも滝川高校の同窓会が欲しいねと聞かされたことがありました。それはさかのぼること2年前の5月、東京滝川会理事会終了後の「酒蔵」での懇親会の席、ひょんなことから滝高の同窓会を有志で立ち上げることになりました。軸となる事務局を玉置会長がお引き受け下さり、数人の幹事を決め、名簿つくりから開始。手探り状態から資料を持ち寄り、形らしきものが出来上がり、平成25年7月13日に第一回目の「滝川高校東京同窓会」の運びとなりました。
集まった80人の皆様方、午後のひと時思い出話に花を咲かせ、共にあの校歌を歌い、元応援団長のエールの時には息も上がり最高潮です。もはや時空を超えて皆さん高校生のお顔をしていらっしゃいました。
来年も是非の声にお応えして、二回目の準備に取りかかりました。今回の会となりました。「50年ぶりに再会できた」と仰る方、「いままで関わる会がなく淋しかったがこの会をよくぞ立ち上げてくださった」と喜んでくださる方。「来年は仲間を連れて来ます」と笑顔のお若い方たち。この会が啄木の詩ではありませんが、ふるさとの停車場みたいだなと感じとても嬉しく思いました。今年も会長の元、力を合わせて3回目の準備に取り掛かります。機関車はゆっくりゆっくりと停車場から走り出します、みなさまをお乗せして。
(瀬戸川信子本会副会長)
